旋盤加工におけるポイント
2. 面取りC面からR面加工への変更による加工精度の向上
切削加工を行う際、角に発生するバリを取るため面取り加工を行いますが、面を取っても製品のぶつかりにより互いにキズや打痕が発生してしまい品質が低下することがあります。
仕様上、差し支えがなければ面取り(C面)加工をR面とすることで加工の後工程においてキズ・打痕防止に繋がり、仕上がりが綺麗になります。
ポイント
上記のような製品においてキズや打痕は修正が難しく、不良の原因となります。面取り加工において仕上がりの美しさを求める場合、R面にしておけば仕上がりが綺麗になるのはもちろんのこと、不良率を減少することができます。